知らなくても合気道はできるが、知っているとより深く合気道を知ることができることがら。

合気道の歴史


合気道は植芝盛平が創設し、その教え子であった塩田剛三が独立し養神館合気道を創設した。

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出典:合気道 稽古とこころ(植芝2018)、養神館HP[https://www.yoshinkan.net/]

合気道の開祖:植芝盛平

合気道の開祖:植芝盛平

養神館合気道の開祖:塩田剛三

養神館合気道の開祖:塩田剛三

「構え」の重要性


構えは、技の仕手受け双方にとっての始まりの姿勢である。常にブレずに一定の距離感を保つ。構えがなぜ重要か、具体的には以下の3つである。

  1. 同じ前提で型稽古に向き合える 間合いは非常に重要で、遠すぎても近すぎても行けない。正しい構えは正しい間合いを作り、正しい間合いは稽古の反復を助けてくれる。反復練習がぶれない基本を作り、後の応用技や自由技に活かせるのである
  2. 相手へ対峙する際の心構えである 合気道では心を鍛える。構えは剣を持った姿勢であり、双方が同じ姿勢になることで、対等かつ緊張状態を作るための姿勢でもある。これも前述の正しい技の稽古につながる重要な要素である。
  3. 技をかけ終わった後のリスペクトの姿勢でもある 合気道では相手に対して敬意を払う。敬意なき稽古は争いを生み、合気道の向上は見込めない。投げた後、抑えた後、締めた後、技をかけた側とかけられた側の不均衡ができる。構えを相手と一緒に行うことで、健全な関係性をすぐに構築することができるのである。

「目付け」