基本技の解説を読む前に、全技に共通している技法について解説しています。
合気道の技は、痛みを与えることが目的ではなく、身体や心の仕組みを利用して、受けをコントロールすることが目的である。
技の手順は、1手のシンプルなものから10手の複雑なものまである。受けが100%の状態から0%の状態にその手順でもって弱体化させていく。
技の構成要素は主に、以下の5つからなる。
技によって上記5つの要素を使う順番が異なる。
例えば、肘当て呼吸投げ(一)は1→2→3、片手持ち二ヶ条抑え(一)は1→2→4→2→5である。
手順が多い技ほど覚えることは難しいが、効かせることは容易である。反対に、手順の少ないシンプルな技ほど効かせる難易度は高い。
以下では技の手順を構成する五つの要素を見ていく。
受けが100%安定した状態では技はかけられない。仕手は、技をかける前に、受けが抵抗できないような不安定な状況を作る必要がある。この行為を「崩し」という。当身を使うこともあれば、手で誘導することもある。
崩しの共通点は、
である。
当身が技の7割を占めると言われる。人によっては8割と言ったり全てと言ったりする。