合気道の技について理合を中心に解説しています
基本技とは
基本技は、文字通り合気道の基本的な技であり、6〜8級の審査では、4つの基本技が課される。
目次
技に関する用語の解説
片手持ちの図
四方投げの図
仕手と受け
- 技は二人一組で行う。技をかけて相手を制する方を「仕手(して)」、技を受ける方を「受け(うけ)」という
技名の構成
例)片手持ち四方投げ(一)
- 「片手持ち」は、技を始めるときの一番最初の状態を表している。ここでは、仕手が受けに片手を持たれている状態から始めるという意味。
- 「四方投げ」は、相手の手を肘が上になるように肩口に折り込んで倒す技のこと
(一)と(二)の違い
- (一)は仕手が前進する。お互いに右半身=「相半身(あいはんみ)」になって始める
- (二)は受けが前進し、仕手が回転する。仕手は左半身、受けは右半身=「逆半身(ぎゃくはんみ)」になって始める
①片手持ち四方投げ (一)(かたてもち しほうなげ いち)
解説
四方投げは、相手の腕を肩口で肘が上になるように折り込み、倒す技である。
(一)なので、受けが片手を持って引いてくるのに対して、仕手は前進する。
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🐯 四方投げの名前の由来は、四方に投げ分けることができるためと言われているけど、実は「四方八方に剣で斬っている相手に対して、素手で投げる技法」という話が有力らしいよ。どっちもよく分からないね!
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動画
https://www.youtube.com/watch?v=D2HXyxAKAWc